Ⅰ |
合唱にあたっての一般的注意事項 |
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1. |
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(児童生徒が)合唱するにあたっては、原則としてマスクを着用することとします。 (*1) |
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ただし、同じ資料で、歌唱時のマスクの着用により息苦しくなるなどのケースでは、十分な距離(最低2m)をとってマスクを外して行うことも考えらるが、地域の感染が拡大しているような場合には、マスクを着用しないで行う合唱活動を一時的に制限するなどの対応も必要です、の記述もあります。 (*1) |
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なお、千葉県合唱連盟は、舞台上での歌唱時もマスクを着用する、としています。 (*5) |
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2. |
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合唱している児童生徒同士の間隔や、指導者・伴奏者と児童生徒との間隔を確保する。
発
表者と聴いている児童生徒等との間隔は、マスクを着用している場合であっても、
前後方向及び左右方向ともにできるだけ2m(最低1m)空けます。 (*1) |
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ただし、別資料では、合唱するにあたって、歌い手の間隔は、マスク着用時は前後1m・左右50cm、未着用時は前後2m・左右1m空ける、とあります。 (*3) |
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また、 マスクを着用しない場合、団員の距離は発声する前方向に1.5m程度(最低1.2m)、左右は密が発生しない程度を確保する、とする資料があります。 (*4) |
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なお、千葉県合唱連盟は、マスクを着用した上で、舞台上では前後2m・左右1m距離を確保する、としています。 (*5) |
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3. |
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団員同士が向かい合う配置は避ける。 (*4) |
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4. |
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換気が十分にされていることを留意する。 (*4) |
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5. |
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合唱参加者の行動管理をおこなう。コロナが疑われる症状がある者は、出演・練習を控える。 (*3) |
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なお、千葉県合唱連盟では、事前の体調管理を十分に行い、2週間以内の健康チェックをしっかり行う、としています。 (*5) |
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Ⅱ |
演奏会実施にあたって(1) <<実施上の注意>> |
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1. |
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歌い手が発声する場合には、舞台から観客の間隔を2m確保する。 (*3)(*4) |
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2. |
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飲食の制限 ・飲食用に感染防止策を行ったエリア以外での飲食の制限。 (*3) |
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3. |
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(Ⅰ4と重複)合唱参加者の行動管理をおこなう。コロナが疑われる症状がある者は、出演・練習を控える。 (*3) |
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4. |
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観客の制限について、・入場時の検温を検討する。入場を断った際の払い戻し措置を決めておく。 (*3) |
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ただし、発熱者・有症状者の入場は断る等のルールをイベント開催前に明確に規定し、当該規定を十分周知している場合は払い戻しを要しない。 (*3) |
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5. |
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観客の把握として、可能な限り事前予約制、あるいは入場時に連絡先の把握を検討する。 (*3) |
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6. |
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接触確認アプリ(COCOA)や各地域の通知サービスを奨励する。*アプリのQRコードを入口に掲示すること等による具体的な促進措置の導入。 (*3) |
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7. |
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イベント開催の共通の前提として、次に留意する。(*3)
入退場やエリア内の行動管理
身体的距離の確保、密集の回避、飲食制限、大声禁止を周知する。
催物前後の行動管理
連絡先の把握等を担保 することが求められる。 |
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なお、千葉県合唱連盟は、入場者も入場の際には検温し、手洗い、手指の消毒を行う、また入場者は客席内に入る時は、ドア係にチケットを提示して入場する、としています。 (*5) |
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8. |
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十分な換気 ・二酸化炭素濃度1000ppm以下かつ二酸化炭素濃度測定機器等で当該基準を遵守していることが確認できること、または機械換気設備による換気量が30㎥/時/人以上に設定されておりかつ当該換気量が実際に確保されていること (*3) |
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Ⅲ |
演奏会実施にあたって(2) <<イベントの開催制限について>> |
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西村康稔経済再生相は11月12日、新型コロナウイルス感染症対策分科会後の会見で、11月末までとされていた現在のイベントの開催制限を来年2月末まで延長することを発表し、以下の内容が各都道府県に通知された。 (*3) |
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収容率要件については、大声での歓声・声援等がないことを前提としうるもの(クラシック音楽コンサート等)については100%以内、大声での歓声・声援等が想定されるもの(ロックコンサート、スポーツイベント等)については50%以内とする (*3) |
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たたし、人数上限として、収容人数10,000人超 → 収容人数の50%、 収容人数10,000人以下 → 5,000人、の上限があります。 (*3) |
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12月23日発表:サッカーやラグビーなど、数万人規模のイベントで、収容人数の半分までとしている開催制限について、 東京を中心に感染が拡大している地域では、一時的に 5,000人を上限とすることを明らかにしました。 (*6) |
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なお、千葉県合唱連盟は収容人員として、定員の50%以下とする、としています。 (*5) |
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『 大声での歓声・声援等がないことを前提としうるものの例 』 として、
音楽 クラシック音楽(交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲、器楽曲、
声楽曲等)、歌劇、楽劇、合唱、ジャズ、吹奏楽、民族音楽、歌謡曲
等のコンサートが例示されています。 (*4) |
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密が発生しない程度の間隔(最低限人と人が接触しない程度の間隔)を空けることも明記されています。(『 大声での歓声、声援等が想定される場合等 』 は、『 人と人との間隔(1m) 』 と明記されています)。 (*4) |
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Ⅳ |
マスク |
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マウスシールド、下部の開放が広いマスクなど、隙間のある形状のものはマスクに該当し
ない。
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フェイスシールドについては的確な取扱いを行わないと感染を拡大させてしま
う危険があり、専門的知識のない方が扱うことは危険であるので、合唱活動に
おいての着用は推奨しない。 (*1)
- - - 歌い手と対面する指揮者がマスクを着けた上でフェイスシールドを使用することは、指揮者の目の粘膜と顔面を歌い手の飛沫から守るうえで効果が期待できると考えます(古) |
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通常のマスク(上織布、布、ポリエステルのいずれも)は可視化される飛沫が顕著に減少した。 (*2) |
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下部の開放が広いマスクは、下方から飛沫が飛散する様子が観測された。 (*2) |
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マウスシールドは飛散する飛沫は減少するが、直接観察では微細な粒子が画面上で確認された。 (*2) |
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Ⅴ |
その他の注意事項 |
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演者やその家族の体調管理、行動管理をおこなう。 (*3) |
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マスク着用状況が確認できること。着用していない場合は個別に注意等を行うこと。 (*3) |
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大声を出す者がいた場合等、個別に注意等を行うこと(例:スポーツイベント等ではラッパ等の鳴り物を禁止すること等) (*3) |
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消毒 ・主催者側による施設内(出入口、トイレ、ウイルスが付着した可能性のある場所等)のこまめな消毒、消毒液の設置、手指消毒 (*3) |
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換気について、法令等を遵守した空調設備の設置、こまめな換気 (*3) |
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密集の回避について、入退場時の密集回避(時間差入退場等)、待合場所等の密集回避 (*3) |
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必要に応じ、人員の配置、導線の確保等の体制を構築するとともに、入場口・トイレ・売店等の密集が回避できない場合はそのキャパシティに応じ、収容人数を制限 (*3)
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千葉県合唱連盟では、事前の体調管理を十分に行い、2 週間以内の健康チェックをしっかり行うこと、としている。 (*5) |
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出典 |
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令和2年12月10日付 2文科初第1344号
文部科学省初等中等教育局長 瀧本寛、文化庁次長 矢野和彦 発
各都道府県教育委員会教育長ほか 宛
小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校において合唱等を行う場面での新型コロナウイルス感染症対策の徹底について(通知) |
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*2 |
2020年12月8日 全日本合唱連盟・東京都合唱連盟
合唱活動における飛沫実証実験報告書 |
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*3 |
令和2年11月12日(木) 内閣官房
新型インフルエンザ等対策有識者会議 新型コロナウイルス感染症対策分科会(第15回)
資料7 今後のイベント開催制限のあり方について |
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*4 |
2020年11月26日 策定 一般社団法人全日本合唱連盟
合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドライン 第2版 |
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*5 |
千葉県合唱連盟 2020年12月7日付け
『 第44回全日本おかあさんコーラス千葉県大会 』 開催にあたっての 『 新型コロナウイルス感染症拡大防止ガイドライン 』
(2021年3月13日(土)に、千葉県文化会館大ホール(座席数:1,787席)で開催予定)
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*6 |
新型コロナウイルス対策を検討する政府の分科会 2020年12月23日
分科会のあとの、記者会見での西村経済再生担当大臣の発言
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